上映作品

部門紹介

Section in Brief

自主企画

映画祭のメイン部門。ハイクオリティなプレミア作品群がグランプリを競う

優れた映画は時代を反映する鏡であり、そこに監督の個性が注がれることで芸術作品として屹立し、普遍性を備えた魅力を放っていきます。かつて、映画は戦場だ、と言った有名な映画監督がいますが、芸術家とは常に戦う存在であり、それは時代や体制との闘いであり、また、自分の表現意欲との闘いでもあります。いかに既成価値を打ち破るか、そこに表現者としての矜持が現われるはずです。今年のコンペティション部門には、映画作家の個性が際立つ作品が15本並んでいます。通底するテーマは、「抵抗」です。
時の政権に抵抗する人々を支援する女性たち、独裁国家に対して絶望的な抵抗を試みる家族、そして、旧世代の価値観に抵抗する若者たち。あるいは、急発展を遂げる国家の矛盾に体を張って抵抗する刑事を描く作品もあれば、コメディの世界に新鮮な風を吹き込もうとする作品もあります。
終末観の漂う島で神のように歌う女たちの寓話や、馬と人間を全く同列に描く奇想天外な物語など、全く自由な表現方法に挑む監督たちは観客の度肝を抜くでしょう。日本映画で正面からセックスと神と因果に取り組もうという姿勢は、現在の製作現場に対する抵抗ですし、ヨーロッパ映画のような日本映画を撮ろうという挑戦心は、常識への抵抗と言えるかもしれません。
物語を通じて、あるいは演出方法を通じて、さらには自らの生き方を通じて、現状を打破して先へ向かおうとする姿勢を示し、既存の価値観に留まらない、映画の未来を切り開かんとする作家たちを、今年のTIFFコンペティションは応援します。

プログラミング・ディレクター
矢田部吉彦

上映作品一覧へ

日本公開前の話題の最新作をいち早く紹介

特別招待作品は、今後公開される話題作をいち早く紹介する部門です。
今年のオープニング作品は、ポール・グリーングラス監督、トム・ハンクス主演の『キャプテン・フィリップス』です。この作品は、ソマリア沖にて米国籍の貨物船が海賊に襲撃された実話の映画化で、実に力強く緊迫感のある、しかし、実話ならではの感動作となっております。トム・ハンクスのほぼ独り舞台であるので、彼の演技も味わってほしい作品です。
また、クロージング作品は、三谷幸喜監督最新作の『清須会議』となります。役所広司、大泉洋ほかオールスターキャストで描く本作は、信長の跡目をどうするかという、これまた実話の映画化で、史実の中に笑いを適度にちりばめた堂々の大作といえます。また、久しぶりの邦画によるクロージングとなりました。
以上の2作品を筆頭に、アニメから実写まで、ファミリー向け作品から海外映画祭グランプリ作品まで、実にバラエティ豊かな幅の広い作品を集めることができました。これらの魅力的な作品群を、ぜひご堪能ください。

プログラミング・ディレクター
都島信成

上映作品一覧へ

新進気鋭のアジアの才能が集結、新ヤング・コンペティション誕生

新部門「アジアの未来」は、アジア(日本、中東地域を含む)で作られた、新鋭監督の1本目または2本目の長編作品を対象にした、フレッシュなコンペティション部門です。かつてTIFFには世界の新鋭監督たちが競い合う「ヤングシネマ・コンペティション」部門がありました。「アジアの未来」は「ヤングシネマ」の精神を復活させ、若い才能を東京から世界に発信していきます。今回の選考にあたり、アジアの新人作品ということで、小規模なインディペンデント映画が応募の中心になるのではないか、と勝手に予想していたのですが、蓋を開けてみると、アジア映画の多様さに改めて驚かされました。特に、新人といえども大作を任されるケースが少なくないこと、若くして自らのヴィジョンを明確に持っている作家が目立つこと、などなど、多くの発見がありました。皆様にご覧いただく入選作8本は、まさにそうしたアジア映画の多様性と豊穣を示しているでしょう。記念すべき第1回の「アジアの未来作品賞」は誰の手に?!

プログラミング・ディレクター
石坂健治

上映作品一覧へ

しぶきはじける才能の出現に期待! 海外進出を狙う日本インディペンデント映画を紹介

「日本映画スプラッシュ」は、旧来の「日本映画・ある視点」部門の精神を引き継ぎ、日本のインディペンデント映画を応援します。日本から海外にしぶき(Splash!)を上げて飛び出して行けるような力のある作品と、豊かな才能を感じさせる監督たちを積極的に紹介していきます。本年は、新人による長編デビュー作が3本、さらなる飛躍を狙う若手監督作が2本、そして充実の時期を迎えようとしている実力派中堅監督による作品が3本と、世代のバランスの取れた作品が揃いました。また、シリアスなドラマから、瑞々しい青春物語、ダメ恋愛映画、そして新感覚コメディまで、ジャンルも実に様々。ますます活況を呈する日本のインディペンデント映画界のはじける魅力を、お見逃しなく!

英語字幕制作支援
日本コカ・コーラ株式会社

上映作品一覧へ

見逃せない! 世界各国の映画祭受賞作、話題作が満載

「ワールド・フォーカス」は、旧来の「アジアの風」と「ワールド・シネマ」部門を合体させたリニューアル部門です。2013年の世界の映画界において、国際映画祭で話題になった作品、製作国で大ヒットを飛ばしている作品、注目監督の新作などを取り上げます。原則として、2013年8月31日の時点で、日本での公開が未定な作品を対象にしています。映画祭での上映がきっかけとなり、その後の劇場公開が決まっていくケースも年々増え続けており、「ワールド・フォーカス」はそうしたきっかけを生み出す場となることを目指します。
今年も、ロッテルダム、ベルリン、カンヌ、ヴェネチア、サンセバスチャンなどの映画祭で話題となった作品、あるいは香港の熟練監督による格闘技アクション、そして人気女優が初めてメガホンをとった中国の大ヒット青春映画など、見逃せない作品が揃いました。オーストリアの鬼才監督による3部作の紹介、さらには、近年勢いを増す台湾映画の特集も行います。世界の映画界の最先端に「フォーカス」を当てた部門を、ぜひ、ご堪能ください。

プログラミング・ディレクター
石坂健治
矢田部吉彦

上映作品一覧へ

共催企画/提携企画

Special Programs and Allied-Events Lineup

文化庁では、魅力ある総合芸術であり、また、海外への日本文化発信の有効な手段である日本映画の振興に、様々な観点から取り組んでいます。その一環として、このたび10回目となる「文化庁映画週間」を東京国際映画祭期間中に開催します。文化庁映画週間では、優れた文化記録映画や永年にわたり日本映画を支えてこられた方々を顕彰すると共に、記念上映会やシンポジウムなどを実施し、あらゆる立場の人々が映画を通じて集う場を提供します。

上映作品一覧へ

子供から大人まで家族で楽しめるプログラムが毎年好評の「みなと上映会」。港区民の映像文化に触れる機会を拡充し、“潤いのある心豊かなまちづくり”推進のため、地域ぐるみで東京国際映画祭に取り組むことを目的に発足した<東京国際映画祭みなと委員会>との共催企画です。全11作品のうち6作品では、字幕の読めない小さな子供たちでも楽しめるように、声優が映像に合わせ、ライブでセリフを吹き替えます。まるで演劇やコンサートを見るような迫力満点の演出が大きな魅力です。GRIPS想海樓ホールでは、上映前のイベントも準備中! ご家族で楽しめる「みなと上映会」に、ぜひお越しください!!

上映作品一覧へ

特別上映作品・その他の共催企画
/ 提携企画はコチラ⇒

  • エコロジーの取り組み
  • 第26回東京国際映画祭 アンケートにご協力ください!
  • 東京国際映画祭 チャリティーオークション
  • 続々決定!! 来場ゲスト情報!
  • キャプテン・フィリップス
  • 8Kスーパーハイビジョン・スペシャル・プレゼンテーション by TIFF×NHK
  • 都営に乗って六本木の東京国際映画祭に行こう!
  • CineGrid
  • Tokyo Creative Weeks 2013
  • 第10回文化庁映画週間
  • チェン・カイコー監督からのメッセージ
  • 東京国際映画祭×円谷プロ創立50周年
  • 第2回「新作映画イッキに見せます!」

キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社 日本コカ・コーラ株式会社 木下グループ フィールズ株式会社 ペルノ・リカール・ジャパン株式会社 大和証券グループ ソニー株式会社 株式会社KADOKAWA 東映株式会社 東宝株式会社 株式会社WOWOW 松竹株式会社 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 株式会社TASAKI 凸版印刷株式会社 ソニーPCL株式会社 森ビル株式会社 J-WAVE TOHOシネマズ株式会社 テレビ朝日 シダックス株式会社 株式会社フレームワークス LINE株式会社/ TOKYO MX 株式会社クララオンライン ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社 一般社団法人映画演劇文化協会 日活株式会社 富士フイルム株式会社 株式会社GYAO 帝人株式会社 ヤフー株式会社 読売新聞 BEYOND: Two Souls アウディジャパン株式会社 CineGrid 株式会社Jストリーム MTV Networks Japan 株式会社

  • KEIRIN.JP
    本映画祭は、競輪の補助を受けて開催します。
  • 第25回東京国際映画祭
  • TIFF HISTORY